スコットランドで日本のパスポートをゲットする

春休みを利用して子供達の日本のパスポートをゲットしてきました。

その理由は夏休みに帰国するからです。久々の夏の帰国、最近の日本は危険的に猛暑なので大丈夫かなぁ。。。うちの子供達は生まれも育ちも寒い国。気温が20度以上になったら真夏日なので、溶けないだろうか。。。

私、夏バテって暑さのせいじゃないと思うんですよね。冷房の効いた部屋から暑い場所への行ったり来たり。この急な温度差が一番体に来ると思うんです。冷房より扇風機が良いけど、きっとそんな物じゃ間に合わないほど暑くなるんだろうなあ。。。

ロシアーウクライナの騒動の影響で、予約した飛行機がキャンセルになって日程変更になったりとトラブル発生してますが、まぁパスポートを取った時の話しに戻りましょう。

スコットランドはすべてエディンバラ領事館の管轄になります。あまりお世話になることはなく、連絡取る時はちょっとドキドキしてしまいます。日本語で丁寧にメールを書くなんて、領事館宛くらいなものなので、毎回難儀しています。フォーマルな場面では英語の方が楽です。日本を出たのが中学の時なのでビジネス用に日本語の文章を書く経験が少ないのです。。。

スコットランドは広いので、北の方に住んでいると領事館に行くのも一苦労です。エディンバラ領事館は優しく、北東の大きな街、アバディーンにたまに出張に来てくれたり、遠方の人、ハイランド在住などの人には一日でパスポートを発行してくれます(事前連絡必須)。

前にドイツに居た時に、パスポート発行は、申請しに行って、受け取りはまた別の日に行かないといけないと聞いたので、大変だなーと思いました。ドイツってとても広いんですよ。電車も結構高いし。高速は制限速度がないので怖いし。

只今、領事館はコロナ対策で、完全予約制になっているらしく、パスポート申請は9時半、10時、10時半の枠で、受け取りは2時半、3時の枠を設けてありました。その辺は電話で予約を取る時に決めました。

必要なものは

  • 申込書。こちらは日本でも使用する同じオンラインフォームで記入してダウンロード&署名。折り曲げ厳禁
  • 写真 サイズ指定が厳しい
  • 戸籍謄(抄)!!!
  • 本人たちの英国のパスポート。2重国籍の子供なので、英国滞在の証明は必要なし。
  • 両親のパスポート。

申込書は、オンラインで記入して、本人達の署名。。。日本語での署名なんて初めてだったので手こずりましたが、何とかオッケー。2人分の申請で、時間がちょっと心配だったので、先にスキャンしてメールに添付してチェックをしてもらいました。そしたら間違った所があったので、先に確認してもらってよかったです。

写真は、自宅で撮りました。特に下の子なんてまっすぐ前見てるわけないし、光の具合など試行錯誤してなんとか撮影。オンラインのパスポート写真作成のサイトでポチッ。

makepassportphoto.comそれをダウンロードして、家のプリンターで印刷です。手間はかかるけど、自分の納得いく写真が取れるし、何より安上がりです。

そして問題の戸籍謄本!!!!!!!!

このシステム、本当にどうにかして欲しい。海外に住んでると、入手が大変なんですよ。親に急遽メールを送ってSOS。これ、電子化できないの?てか、有効期限とか付けないで欲しい。。。同じお役所なんだからサー、データ見て調べてほしいわ。

ちなみに謄本は戸籍に乗っている全員、抄本は戸籍の中の目的の1人のみの情報を抜き出します。今回は2人分だったので謄本を取ったほうが安く上がります。

念の為に、婚姻届や、印鑑も持っていきましたが、必要ありませんでした。

そして当日、時間どおりに窓口で受付。エディンバラ領事館は、エディンバラの街のセンター、他国の領事館も集まっている高級な通りにあります。

領事館前の道に建っている彫像。何処かのお偉い政治家さん


駐車場は無く、有料の路駐になりますが、ベラボウに高いので降りてから、旦那に車と一緒にそのへんを運転してきてもらいました。

書類には何の問題なく、午後に受け取りに来てくださいとの事。

受け取りに行くと、対応してくれたのは外国人の方でした。とても綺麗な日本語を完璧に話していて、内心、うっとり。尊敬します。。。

新しいデザインのパスポートはページに富士36景の絵が載っていてオシャレです。

そして、申請料は1人頭£41(6600円)。現金のみ、お釣りなし。英国は現金なんて最後に使ったのはいつだか覚えてないくらいなカード社会なので、現金ねー、なんて言われてしまうと面食らってしまいます。案の定、お札を数え間違えたり。。。

 

英国のパスポート取得とは幾つか違う点がありますので、リストアップしてみます。

まず、こちらではオンラインで出来てしまいます。この辺、日本のお役所は変にデジタル化遅いですよね。技術最先端な国のはずなのに。お役人は頭が硬いのか?

オンラインになる前は、日本では市役所に行きますが、こちらでは郵便局でやっていました。大抵の大きい郵便局はパスポートの申し込みができるので、そちらで郵便局の人と喧嘩しながら申請します。

日本では身分証明に戸籍を使いますが、こちらにはそのようなシステムはありません。状況に応じて、出産証明やら、住民税の請求書などを使います。

そして、もう一つのこちらの証明方法は写真の裏と申込書に、世間的に信頼のある人に、本人ですという署名をしてもらいます。お医者さん、先生、警察官などまあ知人に1人くらいは居るだろうというという感じなので、そう困りません。面倒くさいですけどね。日本のわざわざ戸籍を取りに行く面倒くささに比べたらこっちのほうが楽かな?

 

そんなこんなで、無事にパスポートをゲットしました。はー、よかった。よかった。

春休み・おまけ 英国最北の動物園

春休み小旅行のオマケ、一旦家に帰って、日曜日にもう一度家族でお出かけしました。エディンバラ動物園の姉妹園であるHighland Wildlife Parkに行きました。エディンバラ、インバネス間を繋ぐ、メインルートA9の途中にあるKingussieと言う町/村の動物園で、ここは寒い地方に住んでいる動物たちを集めてあります。エディンバラから移動した動物たちも何種類か居ます。

園の遠景

ここはエリアは広いのですが、動物の種類は少なく、20種類ほど。園の半分はサファリになっていて、車で回ります。エディンバラとは違って広々としていて人も少なく、のんびり出来る所です。

歩いて回れるところには、スコットランドの山猫が居ます。

ハンサムな山猫

家猫との交配によって、この山猫は絶滅寸前です。もう自然界では回復出来ないだろうとのこと。今、日本ではニホンザルとアカゲザルとの交配が心配されていますが、早めに手を打たないと、この山猫のような事になってしまいそうなので、心配ですね。

ちなみにここにはニホンザルも居ます。30頭位の小さな群れで、山の斜面に池付きの施設で快適そうです。そして虎や雪豹がいます。

雪豹

北極狐

北極狐もいます。冬は白、夏は灰色の毛皮でいつもは結構外にでてきてくれるのですが、今日はお昼寝中。白い毛皮を見たかったのに残念。

そして、白熊に子供が産まれました。数ヶ月前に巣穴から出てきたばっかりでとてもかわいらしい時期なので、折角だから見に行きました。ちょうど運良く外で遊んでいて、とても可愛かったです。

遠いけど白熊の親子

この園には白熊の小屋が二箇所あり、一箇所は入口近く、もう一箇所、雌の居る場所は園の奥の方にあり、できるだけ離してあります。出来るだけ自然界に近い状態で飼育する努力を感じます。

この雌の白熊小屋の近くに非公開のアムールレパードの小屋があります。野生では100頭ほどしか残っていないので、スコットランドの山猫と同じく、存続は風前の灯です。非公開にする最大の利点は人との接触が無いことです。飼育した動物を野生に話す際の問題点の1つである人に慣れているという点が排除できます。ただどんなに頑張っても生息地の減少が一番の問題なのですがね。。。

Grey Wolfの一家

この園には珍しく狼も居ます。他の動物たちとはちょっと離れた所に住んでいて、隣には野生では餌であるはずのトナカイの小屋が。。。いいのか?精神上よくないんじゃない??

サファリの部分は、バイソンや、野生の馬、ヘラジカや赤鹿など、草食動物がのんびり草を食んでいます。

Elk。ヘラジカです

いつもこの場所に居る赤鹿の群れ

自然をそのまま柵で囲んだ状態なので、オイスターキャッチャーや、ガチョウなどの野生の鳥も各所で見られます。

今回はイースターの最中ということで、エッグハントもやっていました。看板が各所に立っていて、そこで次の動物のヒントとパスワードを一文字ずつを集めていって、最後にQRコードをスキャンし、そこのページをアンロックすると、お土産屋さんでプレゼントが貰えるというシステムです。

こんな感じでヒントが書いてあります

看板は動物のミニ知識が書いてあり、教育的。お土産屋さんでは、何かを買わないといけないのがちょっとセコいけど、記念鉛筆とカードを買いました。そしてプレゼントはシールでした。

プラスチック無使用のシール。環境に気を使っていて嬉しいですね

エディンバラと違ってそれなりに近所なので日帰りでのんびり行ってきました。

春休み・その6 お土産のカロリー爆弾ケーキ

春休み小旅行のご飯版です。

農場公園で沢山遊んだ最終日はFarmhouse Innと言うチェーンのファミレス兼パブで食べました。期待してなかったけど思ったより良かったです。

www.farmhouseinns.co.uk春休みのしかもイースターのグットフライデーで滅茶混みなので、ネットで予約出来るのが有り難いです。レストランの中はカーバリーセクションもあり、ロースト料理をそのばで切り分けて貰うコーナーもあります。

子供受けが良いようにデザインしてあるチェーンらしく、子供連れスペースがありました。料理が来る間に退屈な子供のための遊びコーナーがあり、何のコンソールか分かりませんが、サメのゲームが置いてありました。うちの子供はTVゲームをやらしたことがなかったのですが、何をどうしたのか何とかプレイしていたみたいです。このコーナー対象年齢が5歳以下って書いてあったのですが、どちらかというと小学校低学年の様な。。。

カラフル

子供連れのスペースはデコレーションも凝っていて可愛い飾り付けでした。

肝心の料理はチェーンしては美味しかったです。

特大カレー。これは普通サイズ。サイズアップもできます

と言うか、ボリュームが凄い。私が頼んだ串チキンカツのカレーは、カレー、串カツ、それにポテトフライ、お米、ナンブレットと、完全に炭水化物のオーバーロード。当然食べきれませんでした。

そして、このチェーンの一番の売りはデザートです。

アイスクリームコーナー

オシャレなデコレーションなケーキ

デコレーションが素敵な特大ケーキがあり、そしてアイスクリームのチョイスも沢山。

このケーキとアイスクリームはお持ち帰り可能と言う所がミソ。

メインでお腹が一杯になってしまったし、折角なのでケーキを持って帰ってみることにしました。

お持ち帰りケーキ

家に帰ってよく見てみると、普通のスポンジケーキ、というかバターケーキにバターアイシングらしきものを使ってデコしてあります。成分などの表示が書いてあったのでよく見てみると一切れ2000kcal。。。なんて恐ろしい。そして想像通り甘い。。。一回買えば満足です。

3層のケーキ。砂糖の塊

ケーキはもう買わないだろうけど、メインがそれなりに行けたのでまたリピしたいと思います。

ちなみに小旅行中のお昼ご飯はすべてお弁当にしました。

というのも、英国は外食が基本的にすべて割高で、おまけに料理が遅いのです。日本のレストランのように15分待てば出てくるなんてことはなく、15分たってようやく飲み物が出てくるような感じで。。。夕飯はともかくお昼ご飯にそんなに時間をかけたくなかったので、スーパーで買い込みました。

日本の様なお弁当は無いし、サンドイッチも結構高い上に大抵パンがビショビショで美味しくない。なので、パンを買って、サラダを買って、サラダチキン系の物も買って、その場で即席サンドイッチを作って頂きました。この時に重宝するのが行きつけのスーパーであるLidl。ベーカリーのコーナーがあるので焼き立てパンがゲットできます。自分の好きなパンが選べるので子供達にも受けが良いです。

このプランは雨が降っていると悲惨ですが、今回は幸い天気には恵まれました。

元々はコロナのせいで、レストランで食べるのが嫌だったので始めたのですが、時間とお金の節約になるので、これからも続けると思います。

春休み・その5 農場公園で思いっきり遊ぶ

春休み小旅行最終日は、農場公園に行きます。

Clyde Valley Family Parkというグラスゴーから30分位南下した所にある大きい牧場を子供の遊び場に改造した施設です。

www.clydevalleyfamilypark.co.uk

敷地内の地図

敷地内を小さい機関車が走り回っていて、牧場をグルッと回れます。

小さい汽車ですが、子供達は大喜び

まず目玉であると思われる、そして混むだろうと予想される汽車に乗ります。50p(80円位)で餌を買って動物に上げられるので汽車の上から撒き餌します。羊、豚、ダマジカ、アルパカが居ます。他の動物は柵の中ですが、アルパカは線路が柵の中を通っているので、間近まで寄ってきます。汽車を追っかけてくるのが可愛い。

ダマジカ。平ったい角が素敵

アルパカ

汽車で一周した後は、同じく目玉であると思われる、ゴーカート(足漕ぎ)に乗ります。サイズ順に分けてあるので、小さい子供でも平気です。一番大きいコースは、二人乗りがあったりと色々とバラエティーに富んでいます。

ゴーカートと小屋

そこでしばらく遊んだら、家畜小屋へ。小屋の中は通路がグルッと通っていて、飼っている動物たちを見れます。豚に子供が産まれて居たり、七面鳥が居たりしました。七面鳥ってクリスマスにはお馴染みですが、思ったよりもかなりデッカイです。

子ヤギ

七面鳥

子豚。可愛いですねー

この小屋の一部はちょっとしたアスレチックになっていて大きな滑り台が何台かありました。どさくさ紛れに一緒に何回か滑ったけど楽しかったです。

次はクレイジーゴルフという遊びへ。小さいゴルフコース、1穴、5mくらいのコースなのですが、山があったり、コースが曲がっていたり、障害物が置いてあったりする場所をパターで転がして行きます。そんなコースが18個位ありました。私は荷物持ち兼得点係りでしたが、意外と結構難しそうでした。ボールを自動販売機のような所から50pで借りるのですが、パターなどは各サイズ揃っていて、自分で勝手に持ち出すシステムです。負けず嫌いの旦那と上の子はかなり真剣にデットヒートしてました(笑)

一通り遊んだら、その他の施設の散歩兼お昼ご飯。ピクニックが出来る場所があまり無かったので(テーブルがある場所はあるけど滅茶コミ)孔雀が居る場所を通って丘の上に上がり、隠れるように草木の間でお昼ゴハンです。丘の上には昔の建物を利用した大きな滑り台があるのでそこでも一遊び。

中は螺旋状の階段で上には大きなベルがあります

北では見かけないてんとう虫

ワラビーや豚の居る場所をのんびり回りながら丘を降りて、メインの遊び場に戻ります。

子連れワラビー

開園してすぐ、朝から混雑していましたが、午後になると超コミコミ。ディズニーランドみたいに人でギッシリでした。3時位になると潮が引くように空いてきて、4時位になるとガラガラで快適でした。

気になるお値段は

大人も子供も£13(2100円)、大人2x子供2以上の家族料金が1人頭£12と言うお値段です。

KidsPassを活用して1人頭£10(1600円)に割り引き出来ました。事前に注文して郵送で送られてくるシステムなのでちょっと分かりにくかったのですが、当日の予約はしなくていいし、バウチャーは3ヶ月くらい有効期限があるので(これをサイトに明記してほしかった。。。)、システムが分かればこちらの方が楽かもしれませんね。

入場料を払ってしまえば、後は乗り放題遊び放題です。中での出費は餌代とクレイジーゴルフのボールのみなので、助かります。

全体的にそんなに大きな施設ではないけれど、ゴーカートなど遊べるものが沢山あるので、小学低学年くらいまでなら一日遊べます。日本から来る観光客が行く場所では無いでしょうが、地元民が子供連れで遊びに行くには楽しい場所だと思いました。

春休み・その4 買い物と宿

髪をバッサリ切りました。コロナが始まってから切っていなかったので、腰まで届いて大分邪魔になってきたので。背中から髪が消えて寒いです(笑)。私は髪は自分で切っています。下ろしてる事が無いし、テンパだから切った後がちょっとくらいガタガタでも平気なんです。

春休みの小旅行ストーリー続けます。エディンバラ動物園から日本領事館へパスポートを取りに行き、その後は時間的に中途半端だったので、リビングストンという所にあるアウトレットに行きました。

リビングストンはスコットランドの主要都市であるエディンバラとグラスゴーを結ぶ高速M8の中間にある、家ばっかりの街です。エディンバラから大体30分位です。人口はそれなりですが、観光する場所はゼロです。

昔はリビングストンに住んでいたのですが、最近は随分と都会化が進んで、大きなお店が立ち並んでいます。そして客寄せパンダであると思われるデッカイアウトレットのショッピングモール。

livingston-designer-outlet.co.uk

これが出来たのが確か、20年くらい前で、出来た時は知名度が無かったせいか、本当にガラガラでした。あまりにガラガラで潰れるかと思った(笑)。今は賑わってますが。

お店はそんなに変わってないような気がします。GAPが居なくなってしまったのが悲しいです。GAPは英国からお店は撤退してネットのみになりました。寂しいなあ。。。

有名所のファッションのお店は色々とありますが、バーバリーとか、私の狙いはリンツ。チョコレートのリンツです。

夢の大国

このお店に丸いトライフルの掴み取りがあって、そこの抹茶味がどうしても気になっていたのです。1kg辺り£33.5(5500円)です。12個くらい買って£5.83(1000円弱)うーん。高いですね。でもリンツだから許す(笑)

食べてみた感想は、ちょっと期待はずれでした。あまり抹茶の味しない。ホワイトチョコの中に抹茶クリームが入っているのですが、まろやかなホワイトチョコの味しかしなかった。オーストラリアの空港で見かけて以来2年近くずっと味見できるのを待っていたのに、なんかちょっとガッカリ。その代わり(?)マンゴー味とアマレット味が美味しかったです。

夕飯はここのアウトレットに入っているPizza Hut。久々に入りましたが高いですね。旦那の割り引きで食べ物は25%オフになったのですが、それでもまだ高い。そしてコロナ対策なのか、スタッフ削減のためなのか、注文はPizza Hutのアプリをダウンロードして、そこでして下さいとの事です。店員サンを待たなくていいからこちらの方が回転いいのでしょうかね。我が家は割り引き使いたかったからやりませんでしたが。

 

さて、今回のお宿はMarston Innという系列のホテルにしました。このホテルはいつも街中ではなく郊外に立っていて、他のチェーンのホテルとはターゲットにしているお客が違うようです。

www.marstonsinns.co.uk感想は、ベットは良いんだけど、壁が薄いのか、防音性ゼロで煩い。ドアもバンバン閉まるし、夜中に酔っ払いが帰ってきた時も廊下で煩い。部屋の中は換気扇がずっと回ってるしで全然寝れませんでした。もう泊まらない。。。

ちなみにチェーンホテルで防音に優れているのはPremier Innです。ここは全国に広く展開していて、ベットも寝心地良いです。

www.premierinn.comこの手のチェーンホテルには隣接してファミレス兼パブが建っていて、ここでご飯を食べてもいいよと言うことになっています。(泊まったからと行ってタダになるわけではない)

ここに付属のMarstonのパブは、朝食のパンが美味しいので前から気に入っていたので、ここに泊まることにしました。食パンとクロワッサンが美味しいのです。美味しいのですが、メニューが変更されてお気に入りのエッグベネディクトが無くなっていた!!残念だったし、子供も有料になっていたので(前は大人が食べるとタダだった)他の場所で食べました(笑)

BeefEaterというPremier Innに良く付属しているファミレス兼パブで、一応ステーキハウスらしく、名前の通り牛肉を扱うメニューが豊富なので、お肉の扱いは良いです。

www.beefeater.co.ukここで英国な伝統的なBreakfast。ベーコン、卵、ソーセージ、トマト、ベークドビーンズなどのガッツリ脂肪分たっぷりの朝ご飯をいただきました。ここのクロワッサンも、温めて貰ったら結構美味しかったです。(写真忘れた)

お腹がいっぱいになった所で、最終日の目的地、Clyde Valley Family Parkに行きます!また次回!

春休み・その3 エディンバラ動物園

週末になると忙しくてブログ書けません。普通、逆ですよね(笑)

春休み小旅行、ハイライトのエディンバラです。最大の目的である子供の日本のパスポートを取ること。無事にゲットできたので、これはこれでまたの機会に回すとして、とりあえず遊びについて書きましょう。

エディンバラ動物園に行ってきました。年間パスポートをいつも買っているので、しょっちゅう行っていたのですが、コロナになったからずっと行っていなかったので、久々です。

大学の卒研がここのチンパンジーだったので、私には庭のような存在の動物園。最近は入場料が滅茶高いですが、色々と動物に住みやすい環境をと頑張っていて、ここ数(十)年で大分変わりました。全体的に緑化して、折の中も自然豊かです。英国、唯一のコアラとパンダがいる所がこの動物園の質の高さを物語っています。

オカピーがいることで有名なズーラシアほどの面積はないのですが、エディンバラの丘の斜面にそって出来ていて眺めも良いので、動物たちの精神面にもいいんじゃないでしょうか?

ピグミーヒッポ(カバ)。ちょうど出てきてた

昔は、もうちょっと動物の種類があったんですが、個々の動物のスペースを取るために種類は減りました。何種類かの動物、寒い地方に生息する動物たちは北の姉妹園、Highland Wildlife Parkに移動して、更にひろーーい場所に住んでいます。

開園は10時からなのですが、パスポートの申込みをして園に着いたのが11時前。春休み中ということもあって、入り口は長蛇の列。回転自体はそれなりに早かったようなのですが、パスポートを持っているので会員ゲートへ。こちらは流石に並んでも3,4組でした。会員カードの発行方法が変わって、受付でカードを発行してもらわないといけないのですが、混み過ぎてて、今回は無理でした。なので会員になったよ=と言うお手紙で入り口スルー。

ちなみに気になる入園料は

当日は大人£24.5(4000円)、子供£15.5(2500円)。ネットで事前予約するとちょっと安くなるのですが、結構なお値段ですよね。昔は学生の年間パスポートが3000円くらいだったはずなのに。。。ここに限らず最近は英国の施設って入場料がベラボウに高いんですよね。しかも子供は半額じゃないし。。。

愚痴はこの程度にして、動物園の紹介しましょう。ここの目玉は

チンパンジー(数年前に新しい施設になって非常に住心地良さそう)

ごろぉぉぉん

パンダ

コアラ

アジアライオン (何年か前に窮屈な檻から丘の広々としたスペースに移動)

虎 (こちらも丘のスペースを拡張して3Dな住処になりました)

ペンギンプール (2時に任意のペンギンパレードあり)

ジェンツーペンギン子育て中

卵の数です。

この園のペンギンは3種類、ジェンツーペンギン、イワトビペンギン、そしてオオサマペンギンです。このオオサマペンギンの中に特別なペンギンが居ます。

銅像(の一部(笑))

オウサマペンギンの「ニルス・オラフ」はノルウェー近衛連隊の一員です。
この逸話は古く、1970年代にEdinburgh Military Tattooというお城で行われるショーに参加していたノルウェー近衛連隊がエディンバラ動物園を訪れた際、Niles Egelienという名の中尉の近衛連隊の名誉隊員となったことが始まりです。そして近衛隊がエディンバラに来る度に昇進し、今現在のオラフ3世は准将に昇進し、ノルウェーの爵位を授与された最初のペンギンとなります。

説明書き

日本の自衛隊はよく知りませんが、動物を軍の名誉隊員、というかマスコットにするのはよくあります。スコットランド部隊のマスコットはCruachanというポニーです(パレード中に糞をすると降格するのであまり階級は高くないですが)。どこぞの動物園で元々は空軍部隊のマスコットだったというニシキヘビも見かけました。ポニーならいいけど、蛇をマスコットにするのはうーん、怖いなあ(笑)。

そして新しく丘の上に出来たキリン

前の小屋と違って住みやすそう

キリンは前に居たのですが10何年か前に居なくなって、また帰ってきました。やっぱり優雅でいいですね。

新参のナマケモノ。物珍しさに見てみたけどやっぱりトローーーンって動きでした。

ちょうど飼育員さんが餌をやっていました

そして個人的な推しがマレーシアンバクとオオアリクイ。オオアリクイはモサモサのしっぽが可愛いし、バクはあの白黒が好きです。今回は時間がなくて両者とも対面できず。

子供達のお気に入りはチンパンジーとペンギンかな?ごろーんって寝てる動物よりも動き回ってる動物のほうが受けが良いように見えます。パンダ、コアラは寝てるからどうでもイイみたい(笑)。

そして久々に行ってちょっと驚いた事。トイレがオシャレになってる。

会員ゲートのそばのトイレ

中は変わってませんが、外壁が綺麗になっててちょっとしたアートでした。

最後に、何故か丘の上に恐竜の展示場所。前にも似たような物があったけど、今回のこれは常時展示になるのかな?

ロボットなのは分かっているけど、よく出来ていました。

パスポートを受け取りに行かないといけないのでちょっとしか回れなかったけど、楽しかったです。混んでたけど。。。

春休みその2・ハイキングとオシャレなバーガーの夕飯

ピーターラビットの聖地を拝んだ後、そのそばのHerimtageという場所にハイキングに行きました。

目的は5kmレースを達成することです。

今年はエリザベス女王陛下が即位して70週年であり、その記念に様々なイベントがあります。我が家も子供達の思い出に何かやろうと思い、ちょうどネットで見つけたこのレースに参加することにしました。

The Platinum Jubilee Virtual Race - 5kmace-races.co.ukレースと言っても、かなり自由です。歩いてもいいし、走ってもいいし、自転車でも良い、何回かに分けてもいいし、当然いつやってもいい、とりあえず距離を移動して、その結果をどうにかして(Stravaのスクショとか)メールで送ればそれでオッケーみたいな感じです。

このレースを完走すると、メダルとピンバッジを貰えます。

ちなみに日本でもやれそうな感じです。。。送料はかかりそうだけど、送ってくれそう。。。

別に近所で5km歩いても良かったのですが、それだとつまらないし折角なのでHerimtageという遊歩道を歩いてみることにしました。

Hermitageという言葉は 隠者[世捨て人]のすみか 修道院、僧院 〔人里から離れた〕隠れ家、隠居所という意味で、18世紀の近所の貴族の散歩コースでした。近所にBlair Athollと言う場所があり、今でもそのBlair城にはBlair公が住んでいます。スコットランドで唯一独自の軍隊を持っている人です。

そのBlair公2世の息子が作った散歩道ですが、隠れ家の名に相応しく、色々と古い建物などがあります。どうやらパワースポットにもなっているらしく、お香を持って歩いている人も居ました。

川沿いにある道で、Ossian's  Hallという小さい建物からはBlack Linn Fallsという綺麗な滝が見えます。

Hallの中

遺跡?

この遊歩道は幾つか他の遊歩道に連結しているので、ここからBraan川に沿ってあるBraanというコースで大体8kmくらい歩きました。ちょっと下の子にはキツイかなっと思ったのですが、ほぼ平らな道だったので、結構余裕で歩いていました。

この道の途中にRambling Bridgeという小さい橋があります。そこの滝も綺麗でした。

滝遠景

この橋が壊れていて車が通れない状態だったのですが、後でネットを見てみたらトラックが衝突してしまったとか。。。橋の向こう側にも民家があったのでそこに住んでいる人は難儀しているでしょうね。

ハイキングコースの最後の方

ハイキングコースを制覇して、夕飯はホテルの近くのSmashBurgarというハンバーガー専門のチェーンで食べました。アメリカにも英国にも展開しているようです。

smashburger.co.uk

前回旦那と行った時に使ったKids Passの新しい三ヶ月タダクーポン(またパスタソースに付いてた)を活用して子供はタダ飯です。

子供連れで色々と割り引きが効くKids Pass。使いようによってはかなりお得になります。

https://www.kidspass.co.uk/

大人がバーガー、ポテト&飲み物を注文すると子供セットはタダ。大体£10(1600円)くらい節約できました。

何となく高級なマックという感じだったのですが、美味しかったです。値段的にはハードロックカフェくらいでしょうか。お肉は文句なしに美味しかったです。私はアボガド入を頼んだのですが、アボガド熟れてない。。。。あれが完熟のアボガドだったら美味しかったのになーーー。

旦那のBBQ味のバーガー

ポテトも美味しいです。私はさつまいも、旦那はスマッシュポテトというものを選びました。このスマッシュポテト、オリーブ油で揚げガーリックとローズマリーで味付けしてあるのですが、期待した以上に美味でした。お腹いっぱいになったけど美味しかったから食べちゃった!!!

子供のご飯も結構ボリュームがあったのですが、お腹が減っていたのかペロリと食べてしまいました。

そんな感じで小旅行初日は予定通りに終了しました。