ハイランドのThe 観光名所。蒸気機関車ジャコバイト号
記念すべき、初のブログエントリーは何にしましょう？
やはりここは、観光業で成り立っていると言っても過言ではない、スコットランドの北の地方、ハイランド、特に西側一番の客寄せパンダについて語りましょう。
蒸気機関車ジャコバイト号
ハリーポッターの映画にでてくる蒸気機関車、ハリーポッターファンならご存知、ホグワーツ特急。このロケに使われたが、ここ、西ハイランドをフォートウィリアムからマレイグを夏季のみに走る、蒸気機関車ジャコバイト号。所要時間はだいたい２時間くらい。
乗った感想は、実際に乗ってる時は、普通の電車と変わんないんじゃない？です。冷めてますかね？普通の電車も蒸気機関車も移動手段であるわけで。。。ファーストクラスの個室に乗れば、感想が変わるかな？ちなみにハリー達はみなファーストクラスの個室。というか、ホグワーツ特急はそれが標準。やるなあ。流石、天下のホグワーツ。
内装は当然、古いです。古い→古ぼけた→汚い、という感想を抱く人もいるかもしてません。まあ情緒あると言うことで。ちなみに座席、スプリング超効いてます（笑）。
乗るのなら進行方向、左手の方が景色がいいです。湖や海はすべて左側です。
ハイライトは途中で通るグレンフィナン高架橋です。これも左側から見えます。少し湾曲しているこの橋は、機関車からも綺麗に見えます。グレンフィナンの橋の周りの草原には、機関車をベストのアングルで撮ろうと観光客が沢山。乗客のためか、その地上で待ち構えてる観光客用かは分かりませんが、キレイな写真が撮れるようにいいアングルで、一時停止してくれます。サービスいい！
このグレンフィナン高架橋とその周辺（ハイキングコースと記念塔などがある）。数年前までは全然混まなかったのに、去年か一昨年辺りから無茶苦茶混んできました。小さい駐車場があるんですが、そこでは収まりきらずに、延々と路駐。カーブの多い道だし、当然歩道なんてないのでかなり危ないです。
ハリポタの宣伝効果だと思うんですが、地元民としては、いつ事故になるか心配です。
グレンフィナンの駅では客車を改良してカフェをやっているとか。まだ行ってみたことはないけど、いつか行ってみよう。
話は反れますが、ハリポタ、何でここ数年はブームなんでしょうね？映画は何年も前に終わったのに、空港やら街の中でも、数年前に比べてハリポタグッツが500％くらい増えました。ああ、タイムターナー欲しいなあ(笑)
出発地のフォートウィリアムは一応、西ハイランドの玄関口。Outdoor Capital(アウトドアの首都)と宣伝するだけあって、アウトドア系と飲食店はそこそこ充実しています。（高いけど）
目的地のマレイグは、小さい港町です。汽車で着いた後の選択肢は、そこでお昼を食べてフォートウィリアムに戻ってくるか、そこからフェリーに乗ってスカイ島などに移動するかのどちらか。
駅の建物に一緒に入ってるFish&Chipsのお店はそれなりに美味しいらしいですが、私のおすすめは、駅を出て右に行って、十字路で更に右に曲がって、坂（Davies Brea）をちょっと上がったところにあるSteam Innというパブ。ここのご飯は美味しいかったです！！
途中にArisaig（アリスエグ）という小さい村がありますが、その近く（と言っても徒歩だと結構歩いたような気がしますが）にある砂浜、Silver Sandはキレイなところです。砂がその名の通り白くてサラサラです。悲しいことに、夏でもこの辺は寒いので泳げませんけど。。。いや、強者は泳いでるけど、私には無理です（笑）この辺は車移動の人向け。ちなみにマレイグに行く道路(B8008)は線路とほぼ平行して走っています。カーブが多いけど、実は景色は道路のほうが綺麗です。
さて、気になるお値段は、高いです（涙）
ファーストクラスは往復で£65。普通車で£43。日本円で、大体9千円と6千円ですね。高ーーー。
我々、地元民は乗りません（笑）同じ路線を普通の電車が走っているのでそれを利用します。というか、英国は、車社会なので、皆様、マイカーで移動が主です。この辺は交通機関が発達してないので特にね。
その代わり（？）、子供向けのアトラクションとして、お見送りによく行きます（笑）。駅とか、途中の橋とかで手を降ってると、機関士さんも乗客もけっこう振り返してくれます。
今年はコロナウイルスのせいで、先々週まで機関車も動いていませんでした。
昨日、子供を連れて走っているのを見に行きましたが、ガラガラだったので、おそらく人数制限でもかかってるんではないでしょうか？夏が稼ぎ時なので、それの半分はコロナのせいでおじゃんになって気の毒です。来年も走れるだけの稼ぎがあるといいなぁ。
