クリスマスディナー・メイン編
メイン編です。
スターターも終わり、いよいよ目玉のローストです。
品書きは:
- ターキー(七面鳥)の胸肉とスタッフィング
- ガーモン
- Pig in blanket(ソーセージをベーコンで巻いたもの)
- パースニップと人参のマスタードと蜂蜜で和えてローストしたもの
- 芽キャベツのチーズとチョリソ焼き
- いんげんのバター和え
- ブロッコリー
- ローストポテト
- マッシュポテト
こんな感じになります。
では、まずは肉類からいきます。肉類は地元のお肉屋さんからゲットしました。お肉の詰め合わせ。オールマイティパックだそうです。
ターキー(七面鳥)の胸肉とスタッフィング
ターキー(七面鳥)2kgの胸肉。しかも片側だけだから、元の鳥は滅茶苦茶大きいのでしょうね。
このすでに、どでかい胸肉に数箇所切り込みを入れ、綿棒で叩いたりしてなるべく平らに四角く広げます。
そこにスタッフィングと呼ばれる、ハンバーグの種のような物を広げます。幾つか味を選べたのですが、今回はリンゴとクランベリーにしました。クランべリーは七面鳥と相性抜群です。1kg使いました。
その肉の塊を、旦那の手を借りながら、何とか海苔巻の様に巻いて、紐で縛ってホイルで包みます。計3kgの肉の塊です。ここまでを前日にやりました。
次の日に、これをオーブンで焼きます。1kgごとに40分+20分という計算で、合計140分なので、ちょっと余裕を持って2時間半くらい焼くことにしました(が、結局、食べるのが遅くなったので、それプラス30分は余分にオーブンに入っていました。)
最後の10分位はホイルを取って焼き色をつけます。
切り分ける前に、10分位取り出して、ちょっと休ませます。私は配膳で忙しかったので、切るのは旦那の仕事(笑)
ガーモン
次、ガーモンという、火の通っていない状態のハムの塊、2kgです。
これはネットで見つけたレシピを使いました。リンゴジュースを買い忘れたので、その辺はアドリブで(笑)サイダーなど発泡する液体にお肉類をつけると、非常に柔らかくなります。このレシピも美味しかった!!
以下の材料を鍋に投入します。
- ガーモン2kg
- りんご酒(サイダー)400mlx3缶。
- りんご2個。櫛形に切る(ホントはりんごジュース)
- ベイリーフ3枚
- 胡椒の粒、10粒
一度、これを煮立てて、沸騰したら、水を足しながら弱火でクツクツ煮込みます。2時間位。その間にソースを作ります。
- 蜂蜜 大さじ1
- マスタード 大さじ1
- 黒砂糖 大さじ2
- オレンジの果汁をギュッと1絞り
これらを混ぜておきます。
ガーモンが煮えたら、火傷に気をつけながら、まな板に上げて皮を引っ剥がします。下に残った脂肪はオーブンで焼いてカリカリにするのでそのままです。
脂肪を10字に切れ込みを入れて、さっき作ったソースを塗り、オーブンへGoー!
このガーモンを茹でたスープは、そのままスープとして活用するか、グレービーソースを作ります。今回は、全て終わった後に、片付けながらグレービーに変換させました。
オーブンで30分位焼くといい感じに色づくので、取り出して、やっぱり10−15分休ませます。そして、切り分けるのはまた旦那の仕事(笑)
Pig in blanket
こちらはただ単に、小さいソーセージにベーコンを巻き付けたものです。お肉屋さんが作ってくれたものを、芸もなく、オーブンへ投入。20ー30分位で焼き上がりです。
以上が肉料理になります。
次に野菜に移ります。
パースニップと人参のマスタードと蜂蜜で和えてローストしたもの
パースニップはあまり日本では馴染みが無いと思うのですが、最近は出回っているのでしょうか?ニンジンに似たセリ科の西洋野菜で、根の部分がニンジンとよく似ており同じように根の部分を食用にします。ヨーロッパが原産でイギリスをはじめヨーロッパに広く分布し古くから身近な食材として食されてきました。表皮及び肉色は乳白色で、肉質はニンジンよりも緻密で硬く、甘いです。食感はホクホク。
このパースニップと人参を、スティック状に切り、ホイルで覆って、そのままオーブンへ(普通は下茹でする)。
1時間あれば火が通ると思ったのですが、量が量だったせいか(人参2kgとパースニップ1kgくらい)全く火が通っていなかったので、慌ててレンジでチン。そしてまたオーブンへ。
柔らかくなったら、ホイルを取って、マスタードと蜂蜜を絡めて、またオーブンへ。いい色になって、蜂蜜がちょっと粘っこいレイヤーになったら完成です。
え?かかった時間?普通の量でやると1時間くらいなんですが。。。横着せずに、下茹ですれば、きっと30分位で出来るかと。。。
芽キャベツのチーズとチョリソ焼き
芽キャベツを茹でるか、レンチンするかで火を固めに仕上げます。
その上に、刻んだチョリソと溶けるチーズ、今回はチェダーとモツァレラを半々を乗せます。好みで胡椒。これもオーブンに入れて、チーズが溶けていい色になったら完成です。
今回はチョリソでしたが、ベーコンでも美味しいです。チーズもカマンベールでもいけました。
いんげんのバター和え
いんげん豆を茹でて、バターで和えて終了。ちょっとオーブンに入れて保温したので、柔らかくなりすぎました。
ブロッコリー
レンジでチン、以上!!(笑)
ローストポテト
私はローストポテトはあまり得意ではないので、義父にお願いしました。一応、作り方は知ってるんですが、私がやるといい感じに焼き上がらないのです。
じゃがいもの皮を剥いて、硬茹でして、水を切ったら、熱した油が入っているオーブントレイに投入して、オーブンで焼くだけなのに。。。この時に使用する油は、ガチョウの脂。これは、肉屋さんのお肉セットに入っていたので、そのまま義父に渡しました。
じゃがいも料理は、選ぶじゃがいもの種類が、非常に大事だと最近学習したので、多分、ローストと相性のいいじゃがいもで、やれば美味しいのかなー?
マッシュポテト
こっちは私が作りました。お店に行ったら、私の好きなMaris Piperという銘柄が、無かったので、他の銘柄を泣く泣くゲット。仕上がりはやっぱりMarisPiperのようにクリーミーにはなりませんでした。
いつもは大活躍する、我が家の圧力鍋の唯一の出番。
柔らかくなったじゃがいもにバター、牛乳、塩コショウで、潰して完了。この辺はスタンダードに。主役はお肉ですから、喧嘩してほしくないですもんね。
以上に、グレービーソースと、クランベリーソース(てか、甘さ控えめなジャム)、そしてお店で見つけたモルドワインのチャトニーを出して、メインコース完成です。
ここまで来ると、全て焦がさず、温かいまま出せたので、ほっとします。