世界本の日 指輪物語のドレス手作り
日本では3月3日はひな祭りですが、英国では、世界本の日・ワールドブックデーです。日本では世界本と著作権の日として知られているようです。
国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)によって制定された「読書・出版・著作権(知的財産権)保護の促進」に関する国際デーで、毎年4月23日にあります。
1995年のユネスコ総会で制定され、1996年から実施されている。「書籍とその作者たちに敬意を表する」記念日であり、「読書の楽しみを特に若い人々に伝えるとともに、人類の文化的・社会的進歩に果たした人々のかげかえのない貢献への敬意を新たにすること」を目的としたこの日は各地で、本や読書に関連したイベントが開催されます。
英国で4月23日が採用されなかった理由としては、復活祭(イースター)との兼ね合いや、イングランドの守護聖人である聖ジョージの日と重なることがあげらます。
この日は、学校では、子供たちが自分の好きな本のキャラクターに扮装して本を携えて登校します。つまり、親にとっては楽しいけれど、準備で結構大変な日。
気合を入れる親はガッツリ衣装を手作りですが、ゆるーい親はそのキャラの服を買ったり、Tシャツを着せるだけだったり、その家それぞれです。
我が家は珍しくやる気を出して作りました。
指輪物語にハマっているので映画のアルウィンのドレスを作りました。
理由はちょうど映画に出てきたネックレスを持ってたから(完全に私の趣味です)!!映画は第一作はPG,第二作、第三作は12歳からと年齢制限がかかっているので、友達も観ていない可能性が高いので、この辺のネタが伝わらない気がしますが、きっと先生が喜ぶ(笑)
型紙はこちらのエンパイアドレスを参考にしましたが、普通のワンピースの型紙でやったほうが良かったかなあ。。。
dr-cos.comこちらのサイトは色々な型紙を置いてあります。今回、初めて発見したのですが、非常に重宝しそうです。型紙って高いんですよね。
袖の色を間違えました。肩からすべて赤でしたが、布を切ってしまったので時遅し!切り直しても良かったんだけどね。。。雰囲気が出れば良いんです。喜んで着ていったし。幸い今日は雨ではありませんでしたが、今日体育の日だし、バイオリンのレッスンあるし、大丈夫だったんかね。。。
ちなみにもう一匹の怪獣はサンタになる気満々だったのですが、今、体調を崩していて、ベットで寝ています。残念です。
はたきを作る
我が家のダチョウの羽根で作ったはたきが死亡しました。どんどん羽根が抜けていって、見る影もない状態に。。。新しいのを買おうと思って探したのですが、近所には羽根のはたきなんて売ってないし、ネットで検索してもイマイチで、どーーーしよっかなーーーーと考えていたら、パッと閃いた事。
古い布使って、作ればいいんじゃん。日本じゃ普通にやってることだと思いますが、思いつかなかった!穴が開いたストッキングやタイツは沢山あるんです~。
と言うことで、イソイソと作り方をネットで調べました。
必要な物
- 布切れ
- 柄
- ゴムまたは糸
はたきの柄は、ダチョウの羽根のはたきの残骸をそのまま使用します。
まず、布、ストッキングを切る。まず横に半分、それを足の部分はそれぞれ2枚に、お尻の部分は6枚に長く切ります。ストッキングは2足あったので、計20枚の細長いキレを準備します。
それを星状に並べて、中心に柄を置きます。
布で柄を包む様にして、輪ゴムでとめ、それをさらにひっくり返して、糸で縛り完成です。
超簡単!!!
まだ、お掃除はしていなので使い心地は分かりませんが、いい感じにできました。これぞ、アップサイクル。わざわざ買いに行かなくてもいいし、不要な布を有効利用。しかも所要時間10分。うんうん、いいアイデア!
次のお掃除が楽しみ。。。。ではないです。掃除はやっぱりめんどいです。。。(笑)
ハローウィンのお化けカボチャ
後、一週間強でハローウィンなので、怪獣達と一緒にお化けカボチャを作成しました。
お化けカボチャ、正式にはジャック・オー・ランタン、Jack-o'-Lanternと言うのですが、ランタンを持つジャックという意味です。なぜジャックはランタンを持っているのか。ジャックとは誰か?この伝統はアイルランドのジャックと悪魔の昔話から来ています。
昔、アイルランドに酒好きのずる賢いジャックという男がいました。ジャックは自分の魂を取りにきた悪魔をまんまと騙して、魂は取らないという約束をさせました。しかし、ジャックが死んだ時、悪いことばかりしてきたジャックは天国に行けません。仕方なく地獄に行くと、悪魔が出てきて、魂を取らない約束をしたから地獄に連れて行くことは出来ないと言われてしまいます。
行き場のないジャックの魂に悪魔は地獄の火を上げました。ジャックはカブをくり抜き、この灯りを頼りに、今も、生死の間をさまよっているという事です。
そう、もともとはカブだったんです!おそらくNeepsというハギスを食べる時に使うでっかいカブだと思うのですが、たまに友達がカブでランタンを作っていたのも、これで納得。
このランタンが、かぼちゃになったのは、アメリカに移住したアイルランド人が、生産事情からかぼちゃを使うようになった事が、そのまま定着したからのようです。
さて、話を戻して、今回は怪獣達が大きくなってきたので、普通のオレンジのかぼちゃと白いかぼちゃ、2つ用意しました。オレンジを2つ買っても良かったですが、白いかぼちゃの中が何色なのか気になったので(笑)
- まず、ネットで色々とアイディアを検索して、下絵を描きます。
- かぼちゃにマジックで絵を描きます。後で、消すので間違っても気にしない!
- まず、頭蓋の部分を切り取ります。これは普通のナイフでやりました。
くり抜くにあたってこんな便利な道具がお店に売っています。この小さいノコギリは救世主!これで細かい作業もバッチリです。
- 中の種を掻き出して出して、実もちょっと削って出す。
- 下絵にそって小さいのごぎりでゴリゴリゴリと切り取っていきます。
- 綺麗にして(=怪獣が取りきれなかった部分を修正)、ロウソクを入れて完成です!
2時間位かかりましたが、いい感じに出来ました。(マジックの跡残ってるけど!!)後はハローウィンまで腐らせないように、夜間は寒いところに出しておきましょう!!
ちなみに、白いかぼちゃの中身は色白の実でした。このかぼちゃ(白いのもオレンジのも)、日本のホクホクかぼちゃと全く似ても似つかない物で、水っぽくて臭くって美味しくありません。なのでちょっと勿体無いけど、我が家では食べません。この国の人は食べるみたいですけど。。。
日本のかぼちゃを、英国で求める時はButternut Squash←これも結構日本のかぼちゃに比べると水っぽい、か、Squashを買います。Squashは季節限定で、今頃しか手に入らないので、見つけたら即買いです!!
買って、かぼちゃポタージュを作ってマッタリします。冬はこれかホウトウだわ。
ストーンペインティング
我が家の怪獣1が、先月、誕生日でした。
アウトドア系の仕事に就いている義弟が、大きめの平べったい石とクラフトの材料をプレゼントしてくれました。目玉とか苔とか。それを使って顔を描いて楽しんでくださいとの事です。日本だと夏休みの宿題の自由工作とかで、ありそうですよね。
ちょうど学校が中休みなので、暇つぶしに最適と、昨日今日でやってみました。
石は3つあったので、心優しい怪獣1はそのうち1つを怪獣2に上げました(ホロリ)。優しい年上がいて良かったねー感謝してねーと恩は売ってましたけど(笑)
まず背景の色を決めて塗ります。使用するのはアクリル絵の具。一旦乾くと水に濡れても落ちないのでうってつけです。
ここでしっかり乾かすために一晩置きました。別に一晩置かなくても良かったと思うけど、夕飯の時間が迫っていたので、明日に持ち越しです。
今日は昼食後に、絵を描きました。まず鉛筆で軽く(しっかりガリガリ描いてたから軽くじゃなかった感あるけど)下絵を描き、その上に色を乗せていきます。筆にあまり水は付けずに濃い目に塗りました。
プレゼントされた顔のアイデアとは全く違うけど、可愛く出来ました。思ったより面白そうだったので、今度、近所の川に行って石を拾ってこようかな。これなら乾いたら外に出して花壇の飾りとかにもなりそうだし。
それはともかく一緒にプレゼントされた苔はどうしましょう。やっぱり一回は顔を作らないといけないかなぁ。。。。