クリスマスディナー・スターター編

クリスマスディナー、色々と作って長くなりそうだったので、ちょっと分けることにしました。今日は、スターター。それから、前日イブのご褒美ランチとクリスマス当日のパプニングパン、そして定番のグリューワインについて語りたいと思います。

まずイブの子供たちを喜ばせるために、ちょっと頑張ったランチ。ワッフルにしました!

お昼のワッフル

お昼のワッフル

ホームベーカリーに生地をお願いして、一次発酵が終了したらワッフルメイカーに入れて出来上がりです。フルーツとチョコレートクリーム(売ってた)を乗せて、オシャレなカフェランチが出来上がりです。大人はチョコクリームの代わりに、ブランデー入りのクリームです。この辺のお酒入りクリームはクリスマスの頃しか、出回らないので、見つけたら即ゲットです。一年中やってくれればいいのになー。

で、なんで、お昼を頑張ったかって?そりゃー、夕飯を手抜きするためです。イブの夕飯から下準備を始めたので、夕飯は手早く出来る、タコライス(ミートソースはもちろん作り置きの冷凍品)。我が家では非常に好評です。

 

クリスマスの朝は焼き立てパンにしました。

クルミと栗のパン

クルミと栗のパン

これが、なんでハプニングパンだったかと言うとですね、実はこのパン、普通の全粒粉の食パンになるはずだったんです。クリスマスの前菜の一部として。ホームベーカリーにすべてお任せして。ところが、水を100ccほど入れ忘れて(300cc必要)、気がついたときには、後の祭り。滅茶苦茶。硬い生地がコネ上がっていたので、客に出す食パンには無理だと判断。

仕方がないので手捏ねで100ccの水を追加。一次発酵は暖炉のそばに放置して、完了。クルミと栗を包み込んで、リース状に整形して、また暖炉のそばで二次発酵。この時点で、翌日の朝ご飯にすることにしたので、そのまま冷蔵庫へ。

次の朝、焼くために取り出してみたら、冷蔵庫でも発酵したらしく、リースの編み込みは皆無。仕方がないので、卵で艶出しして、ただのドーナッツ状のパンとして焼きました。

朝ゴハンは焼き立てパン

朝ゴハンは焼き立てパン

焼き上がってみたら、結構いい感じで、これじゃあ、トラブル続きだったなんてバレませんよね!フルーツと昨日のクリームで、朝ゴハン完成です!

さて、朝の難関を乗り越えて迎えたメインイベント。

まず、テーブルでスターターの前に、ソファーでのんびりくつろぎながら、おしゃべりをしてもらうために、お通しの様な物を用意しました。忙しかったので、写真を忘れましたが、品書きは;

  • オリーブ(買いました)
  • 例の食パンのちゃんと出来たバージョンをサイコロ状に切って、オリーブオイルにちょんちょん!っとつけて食べる奴(正式な名前は知らない)
  • 小さいサワークリーム味のクラッカー
  • グリューワイン

となります。これだけでお腹が膨れないように少量だけ、見た目良く。

グリューワイン

グリューワイン

グリューワインはドイツの冬の定番ドリンク、Glühwein、つまり、温葡萄酒です。英国ではMulled Wine(マルドワイン)とも呼ばれています。11月中旬から開かれる各地のクリスマスマーケットで楽しむことが出来るもので、サムーーーーーーーーいマーケット(ドイツの冬は滅茶寒い!!)を回る時にこれを手に持って温まるのが幸せです。大抵、その場所の名前の入ったマグカップに入れてくれるのですが、その時にカップ代に1ユーロ払います。飲み終わってカップを戻すと1ユーロ戻ってくるのですが、そのままお土産に持ち帰ってしまうことも可能です。ちなみに、子供用はKinderwein(そのまま、子供ワインという意味)があり、お酒なしのバージョンもあります。

レシピは、星の数ほど、ありますが、私は20年くらい前に見つけたスーパーのレシピを愛用しています。シンプルだけど、美味しいので。

材料は

  • 赤ワイン2本
  • オレンジジュース600mlくらい
  • オレンジ 2個
  • レモン 1個
  • シナモンスティック 2本
  • クローブ 適当に20個位
  • すりおろしたナツメグ
  • 砂糖 大さじ6

オレンジ、レモンは輪切りにしてクローブを皮にサクサク刺します。すべてをお鍋に投入して、温めれば終了です。沸騰するとアルコールが飛んでしまうので沸騰させないように。私は甘めが好きなのでお砂糖はもうちょっと入れます。

 

スターター。海老とスモークサーモン

スターター。海老とスモークサーモン

最後にスターターです。

まず、スモークサーモンと海老です。

海老はシンプルにフライパンで焼くだけ。それだけでとても美味しくなります。油は癖の無い、サラダ油などを。オリーブオイルだと自己主張が強すぎて、喧嘩してしまいます。それにレモンをかけて、オーロラソース(ケチャップとマヨネーズを混ぜたもの)もお好みでかけて、サラダと一緒にいただきます!

スモークサーモンは、もうちょっと手を加えました。これも、昔見つけたスーパーのレシピを元にして作りました。本家はカップ状だったのですが、人数分作るのがめんどくさかったので、海苔巻状に(笑)

スモークサーモンをラップに敷き詰めて、その上に中身を乗せて、クルクルっと巻いて冷蔵庫へ。食べる直前に切り分けます。かなり柔らかくて切りにくかったです。

中身は、泡だてたクリームに、細かく刻んたスモークサーモンとクリームチーズ、ハーブ(ホントはディルが良かったけど無かったので、タイムで代用)、塩コショウで作りました。完全にオリジナルなので、分量は目分量で適当です。でも美味しいと評判でした!生パセリで飾り付けする予定だったのですが、それも忙しくて忘れました。。。

 

そして、これまた写真を取り忘れましたが、カマンベールを丸ごと、パンと一緒に焼いた、皆でちぎりながら食べる一品も出しました。

カマンベールとパンのセンターピース

カマンベールとパンのセンターピース

英国は焼きカマンベールが流行っているので、これも我が家では定番。丸々のカマンベールを室温に戻し、20分くらいオーブン180度で焼くと、中がトロトロになるので、チーズフォンデ風に色々とつけて食べます。

今回は、でっかいトレーにチーズをばーんと乗せて、その周りをスコーンの生地で囲みました。上の写真は去年のパン生地で作った物ですが(しかも焼く前)、今年は人数がいたので、チーズは2個に増やしました。このアイディアは去年、ドイツ系スーパーが初めて出したものなのですが、手作りだとそういう応用(無茶とも言う)が出来ていいですね!

 

ここまでが、スターター+αです。

次はいよいよメインコースについて語ります!