スコットランドオリジナルの炭酸飲料、Irn Blueの謎

スコットランド発祥の炭酸飲料にIrn Blueというジュースがあります。Iron Blue、アイアンブルーと読みます。

1901年に製造された、”秘密のレシピ”を使って作られているこのジュース。英国全土で発売されており、他国でもスコットランドの移民が多い場所では売られているようです。

やはりスコットランドの人は好きらしく、オーストラリアに住んでいる義弟がお土産のリクエストに頼んでいるとか。。。炭酸飲料は飛行機で運びたくないなーー。破裂しそう。

日本人が、午後ティー飲みたーい!とかメロンソーダ!!!とか言うのと同じ感覚ですかね。飲めないと余計に飲みたくなるものなのです。

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色はドきつい蛍光オレンジ。青いレベルが非常に映えます。

32種類の色々な味(カフェィン含む)を混ぜたこのジュース、何とも他に例えようのない面白い味をしています。日本ではちょっと飲めない味です。不味くはないのですが、甘い。。。砂糖、きっとドバドバ入ってるんだ。

スコットランドに住み始めたばかりの頃、何処から聞いていたのか母が、こっちのスポーツドリンクだってーと言って、具合が悪い時に持ってきました。全然違うじゃん(笑)

こんな勘違いも、ネットがない時代の産物でしょうかね。今は何でも調べられますからね。

このそれなりにポピュラーな飲み物。何が不思議なのかって、コロナの簡易テストに反応するのです。

情報筋は、中学の先生をしている友達です。曰く、生徒から聞いたんだとか。。。

気になっていたけど、そのためだけに一缶買う気も無いしなーと思っていたら、珍しく旦那が買ってきました。

我が家にテストの液を落とす部分が幾つか残っていたので(液漏れとかでテストがやり直しになった)、旦那のIrn Blueから数滴貰って試してみました。

待つこと15分。

本当に陽性になった!

写真では分からないくらい、うっすらなのですが、確かに陽性。

全体的に試験紙がオレンジ色に染まるので、普通のテストでは無いとすぐに分かりますが。。。

このジュース、一体、何が入ってるの?

てか、そんなに簡単に陽性反応しちゃっていいの???

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別筋の情報によると、Ribenaというフルーツジュースでも同じことが起こるそうです。

いや、それ以前に、生徒たちのどうにかして学校をサボろうという魂胆は逞しい。古今東西、不変ですね(笑)。