鬼リピしている絶品ドリア
今日も料理報告です。数あるリュウジさんのレシピの中でも一番、リピート率の高い逸品がこちら。至高のドリア。
非常に簡単なのに我が家では大好物ご馳走の高ランク入りしているレシピです。
明日、晴れてコロナから開放された子供が学校のスキー教室に行ってくるので、保温の効くフラスコに入れられるお弁当を持たせたいので、ドリアです。スキー寒いでしょうからね。お昼は温かいものを是非食べて貰いましょう。
このドリアはそれなりにレシピに忠実に作っています。
変更点といえば、トマトジュースではなく缶詰を入れて煮詰めているところくらいでしょうか?あ、後、ハーブ系をちょっと足しています。今回はオレガノとローリエの葉。
ライスの方は、バターや小麦粉、牛乳などが目分量なのはいつもの事で、今回は香りつけに白ワインを入れてみましたが、何か対して変わらない??
ドリアについて旦那に説明するためにちょっと調べてみました。食べたことが無かったそうなので。
そしたら、てっきりイタリア料理だと思っていたのですが、日本産だったんですね。
歴史は古く、1930年頃に遡ります。
なんでも横浜ホテルニューグランドの初代総料理長であったサリー・ワイルが、体調を崩した欧州の銀行家のために即興で提供した料理であると考えられているそうです。
その時提供されたものは、バターライスに芝エビのクリーム煮とベシャメルソース(ホワイトソース)をかけ、オーブンで焼き上げたものです。
てか、体調を崩した時に食べる料理ですか、これ?かなりガッツリコッテリな。。。
きっと異国の地で、西洋風の料理を食べてホッとしてくださいってことなんでしょうね。
好評だったこの料理は、「"Shrimp Doria"(海老と御飯の混合)」として、ア・ラ・カルトのレギュラーメニューとなり、ニューグランドの名物料理の一つとなり(今でもニューグランドで提供されているそうです)、それが弟子達によって広まり、今では日本全国の洋食の定番料理となっている。。。という、実は洋食だけどなんちゃって日本料理なんですね。
ちなみにドリアの原型となった料理はフランス料理で、ジョルジュ・オーギュスト・エスコフィエ著「Le Guide Culinaire(料理の手引き)」(1903年)や、ルイ・ソルニエ著「Le repertoire de la cuisine(フランス料理総覧)」(1914年)にも掲載されている「Homard Tourville(オマール海老のトゥールヴィル風)」という、古典的なフランス料理だそうです。
へぇー。知らなかった!!
そんな意外な歴史を持つドリア。オススメ動画はこちらです。